TOEICの勉強をはじめたい、はじめたけど点数がうまく伸びていない、という方向け。
本記事では、TOEIC600点を突破するための勉強法についてまとめております。
前置きですが、この内容はいわゆる王道なやり方にフォーカスしています。
着実に力をつけて、ゆくゆく700点以上の高得点を目指したい、そんな方はぜひ参考にしてみて下さい。
別の記事にて、
王道とは異なるやり方で600点を取り、TOEICからさよならする方法について記載しています。
できるだけ早く点数を取って、TOEICの勉強を2度としない!と固い決意をもっている方に、特におすすめ。
そちらもぜひご覧ください。

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600点の壁高く感じますよね
僕もTOEICの勉強をはじめる前は、同じことを思っていました。
勉強する前の僕の点数は395点。
後々聞いて知ることになるのですが、勉強していない人の中でも点数が低いほうでした(汗)
読者の方に一番伝えたいこと
たった数日で600点を取らせてあげることは無理ゲーですが、
ほんの2~4ヶ月楽しく勉強すれば、だいたい600点ぐらいはいけますね。
実際にTOEICの試験を数十回受けて実感しているのですが、TOEICの試験ってうまくできているんですよ。
具体的に言うと、
ある程度の勉強を2~4ヶ月した後では、400点を取ることも、800点を取ることもほぼ無理なんです。
必然的に600点あたりに収まるようにできていますね。
ですので、勉強を継続して「TOEIC600点」という称号を確実にとっておきましょうという話です。
数日で高得点取れます系
ちなみに言っておくと、「数日で高得点取れます」系はほぼウソですね。
よくもまああんなウソを大々的に言えるよなと、逆に関心します。
もし可能性があるとしたら、
海外に住んだり留学したことある人が、数日TOEICの勉強をすれば高得点が取れた、こんな場合だけですかね。
そんな経験がある方は少数派ですよね。都合のいい情報に流されないようにしましょう。
では、さっそく具体的な方法について説明していきます。
600点を突破するために必要なこと
以下3つが必要です。
- ①各Partの構成を知る
- ②狙うPartを決め、特化する
- ③薄い参考書を使う(3冊まで)
詳しくみていきましょう。
①各Partの構成を知る
試験は、Part1~7までを120分で行うというもの。
TOEICがはじまって以来ずっとこのスタイルで、変更の情報は今のところ無しです。
このスタイルが毎回変わるならクソゲーかもしれないですが、そこは安心してください。
具体的なPartの中身はTOEIC公式サイトで確認してみましょう。
TOEIC公式サイト:テストの形式と構成
公式サイトでは詳細を書いているので、逆に伝わりにくいかもしれません。
なので、僕のイメージをお伝えします。
各Partを簡単に表現するとこのイメージです。
- Part1・2:リスニング[短文]
- Part3・4:リスニング[長文]
- Part5:文法
- Part6:リーディング[短文]
- Part7:リーディング[長文]
念のため捕捉しますが、TOEICというのは、
”リスニング”・”文法”・”リーディング”・基礎となる”単語”の4つを勉強していくことになります。
知っておいてください。
②狙うPartを決め、特化する
全Partを網羅しようとすると、中途半端になり点数につながらないというケースをよく見てきました。
なので狙うPartを絞ります。
2つのTOEICあるある
このあるあるは知っておきましょう。
- リスニングかリーディングかで言うと”圧倒的にリスニングの方が簡単”
- リーディングの勉強を特別にしなくても730点までなら取れる
これはほとんどの人に当てはまるので、点数を取りたいなら自己流で勉強するのはやめたほうが得です。
Part7だけは一旦無視しましょう
1度TOEICを受けたことがある人なら分かると思いますが、最後のPart7って地獄じゃないですか?
テストも終盤に差し掛かったときの長文の嵐。しかも分からない。僕は何回も絶望しました。
実際内容も難しいので、点数が低いうちは勉強するのも苦労します。時間効率悪いですね。
なのでリーディングに力を入れて勉強するのは一旦やめましょうという話です。
勘違いはしてほしくないので念のためお伝えしますが、
なるべく点数を取るために、試験終了時間まで必死にくらいつくことは必要です。
狙うPart
僕のおすすめを言います。
狙うPartは以下です。
- Part3:リスニング[長文]
- Part5:文法
理由を説明していきます。
Part3:リスニング[長文] を狙う理由
リスニングについての、僕の解釈は以下です。
- 問題数の多さ:Part3>Part4>Part2>Part1
- 問題の難易度:Part3≒Part4≒Part2>Part1
⇒Part3以上の問題はほぼなく、勉強すれば他のPartを解く力もつくからです。
Part5:文法 を狙う理由
理由は簡単で、文法は英語のルールそのものだからです。
リスニング・リーディング問題を解く上で必ず必要になります。
また、Part5は知っていれば秒で解ける問題がいくつもあるので、おすすめです。
あと、Part5は短い文章が多いので、勉強意欲もすぐには削がれません。
③薄い参考書を使う(3冊まで)
TOEICについてコメントしている僕が一番恐れていることは、
勉強を頑張ろうとしている方が、途中で勉強を止めてしまうことです。
2~4ヶ月で600点が取れることがほぼ分かっているのに、止めてしまうともったいないですよね。
で、数年後にまたTOEIC熱が再燃したりしたら、さらに時間がもったいないです。
止めてしまう人にありがちな行為がこれです。
- 分厚い参考書を使う
- 参考書を何冊も買ってしまう
身に覚えがありませんか?
なので、薄い参考書で勉強し、使っても3冊までと決めておくのがよいです。
おすすめの参考書
リスニング、文法、基礎となる単語に関する参考書をご紹介します。
薄いだけでなく、内容・コスト・なんといっても実績を加味して選んでおります。
リスニングにおすすめの参考書
TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
文法におすすめの参考書
1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急
単語におすすめの参考書
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
600点を突破するための勉強法
以下3つです。
- ①1日30分を日常化
- ②机での勉強を排除
- ③アウトプット体質にチェンジ
詳しくは別の記事にて紹介しております。
ぜひご覧ください。

さいごに
まとめますと、
600点を突破するために必要なこと
- ①各Partの構成を知る
- ②狙うPartを決め、特化する
- ③薄い参考書を使う(3冊まで)
600点を突破するための勉強法
- ①1日30分を日常化
- ②机での勉強を排除
- ③アウトプット体質にチェンジ
狙うPartを決めて特化すれば、TOEIC600点が得られると思います。
ぜひ2~4ヶ月勉強してみて下さい。
以上、「TOEIC600点を突破するための勉強法【参考書3冊、2~4ヶ月で達成】」でした。
TOEICについて網羅的に知りたい方はこちらの記事もどうぞ。